床ずれの予防・介護ハンドブック

3.床ずれになったらどうすればいい? 床ずれになったらどうすればいい?
  • 圧迫対策

床ずれができた部分を下にした姿勢を長時間とらせない
ようにしましょう。また、必ず体圧分散寝具(たいあつぶんさんしんぐ)を使用しましょう。

  • 皮膚(ひふ)の清潔

床ずれは人肌(ひとはだ)ぐらいに温めた生理食塩水(せいりしょくえんすい)または

水道水で洗いましょう。

床ずれのまわりの皮膚(ひふ)は弱酸性の石けんで

洗ったり、タオルなどでやさしくふきましょう。

床ずれがあっても、できるだけ入浴させましょう。

入浴させてよいかどうかは医師と相談しましょう。

  • 栄養状態の改善

どんなに介護をしても、栄養状態が悪いと

床ずれが治りにくかったり、悪化することがあります。

どんな栄養素(えいようそ)が不足しているのかなど、

医師や看護師、栄養士と相談しましょう。

栄養状態の改善
  • 床ずれの治療

床ずれのお薬には、感染を(おさ)えるものやジュクジュクするのを抑えるもの、

傷が治るのを早めるものなど、いろいろな種類があります。

床ずれの状態によってお薬を使いわける必要があります。

医師の指示に(したが)って、お薬を使いましょう。

一般の方々へ

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