床ずれができた部分を下にした姿勢を長時間とらせない ようにしましょう。また、必ず体圧分散寝具(たいあつぶんさんしんぐ)を使用しましょう。
床ずれは人肌(ひとはだ)ぐらいに温めた生理食塩水(せいりしょくえんすい)または
水道水で洗いましょう。
床ずれのまわりの皮膚(ひふ)は弱酸性の石けんで
洗ったり、タオルなどでやさしくふきましょう。
床ずれがあっても、できるだけ入浴させましょう。
入浴させてよいかどうかは医師と相談しましょう。
どんなに介護をしても、栄養状態が悪いと
床ずれが治りにくかったり、悪化することがあります。
どんな栄養素(えいようそ)が不足しているのかなど、
医師や看護師、栄養士と相談しましょう。
床ずれのお薬には、感染を抑(おさ)えるものやジュクジュクするのを抑えるもの、
傷が治るのを早めるものなど、いろいろな種類があります。
床ずれの状態によってお薬を使いわける必要があります。
医師の指示に従(したが)って、お薬を使いましょう。