「めまい」5つのギモン
内耳(ないじ)は「リンパ」と呼ばれる液で満たされていて、このリンパの増加や漏れが起こったり、内耳の器官の一部(耳石:じせき)がはがれて浮遊したり、内耳でとらえた情報を脳に伝える神経(前庭神経:ぜんていしんけい)に炎症が起こったりするとめまいを生じます。
この場合、回転性のめまい発作に襲われることが多くなります。また、体のバランスをとる働きをする半規管(はんきかん)や前庭(ぜんてい)は、音を聴く働きをする蝸牛(かぎゅう)とつながった構造をしているため、特に内耳性(ないじせい)のめまいでは難聴や耳鳴りなどをともなう場合があります。 |