FAQ

リバゼブ配合錠の副作用について教えてください。
リバゼブ配合錠のご使用にあたっては、最新の電子化された添付文書(電子添文)をご確認ください。

リバゼブ配合錠の重大な副作用は以下のとおりです。
観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行ってください1)

〇過敏症(頻度不明)
エゼチミブでは、アナフィラキシー、血管神経性浮腫、発疹を含む過敏症状があらわれたとの報告があります。

〇横紋筋融解症(頻度不明)
筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止してください。
初期の自覚症状としては四肢の脱力、手足・肩・腰・全身の筋肉の痛み、こわばり、全身のだるさ、赤褐色尿などがあらわれます。臨床検査値としては、血中や尿中のミオグロビンが増加する他、CK(CPK)、AST、ALT、LDH、アルドラーゼ等の逸脱酵素の急上昇が認められます。また、血中ミオグロビンが排出臓器である腎尿細管への負荷となり、急性腎不全を併発する例が多く、この場合、血清クレアチニンやBUNの上昇が認められています。ピタバスタチンは投与量(全身曝露量)の増大に伴い、横紋筋融解症や横紋筋融解症に関連した有害事象が発現する可能性が増大すると考えられます。筋肉痛や四肢の脱力などの筋肉症状を注意して観察し、これらの症状が発現した場合には、CK(CPK)値を測定してください。その測定の結果、原因の特定が出来ない著しい上昇(基準値上限の5倍以上)が認められた場合には、直ちにリバゼブ配合錠の投与を中止してください。また、横紋筋融解症が発現した場合には、適切な補液を行い利尿を保ち、急性腎不全の発症を予防することが重要です。

〇ミオパチー(頻度不明)
広範な筋肉痛、筋肉圧痛や著明なCK(CPK)の上昇があらわれた場合には投与を中止してください。

〇免疫介在性壊死性ミオパチー(頻度不明)
HMG-CoA還元酵素阻害剤では、近位筋脱力、CK(CPK)高値、炎症を伴わない筋線維の壊死、抗HMG-CoA還元酵素(HMGCR)抗体陽性等を特徴とする免疫介在性壊死性ミオパチーがあらわれることがあります。また、投与中止後も持続する例が報告されているので、患者の状態を十分に観察してください。なお、免疫抑制剤投与により改善がみられたとの報告例があります。

〇肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST、ALTの著しい上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、定期的に肝機能検査等の観察を十分に行ってください。

〇血小板減少(頻度不明)
血液検査等の観察を十分に行ってください。

〇間質性肺炎(頻度不明)
長期投与であっても、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行ってください。

〇重症筋無力症(頻度不明)
重症筋無力症(眼筋型、全身型)が発症又は悪化することがあります。

その他の副作用は、電子添文及びインタビューフォームをご参照ください。

参考資料

1)リバゼブ配合錠LD/リバゼブ配合錠HD インタビューフォーム 2024年8月改訂(第6版) Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 8.副作用

作成年月

2024年9月

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