FAQ

リバゼブ配合錠の高齢者への投与について教えてください。
高齢者は、一般に生理機能が低下しているため、副作用が発現した場合には減量するなど注意してください。横紋筋融解症があらわれやすいとの報告があります1)
また、70歳を超える高齢者においては、横紋筋融解症を起こしやすい他の素因の存在に応じて、スタチンによる治療開始前にCK(CPK)値の測定の必要性を検討してください2)

■高齢者における薬物動態3)
〇ピタバスタチン
高齢男性6例(年齢65~71歳)と非高齢男性5例(年齢22~24歳)に1日1回ピタバスタチンカルシウムとして2mgを5日間反復経口投与したとき、両群の薬物動態パラメータに差は認められませんでした。
〇エゼチミブ
高齢者12例(年齢65~75歳)にエゼチミブ10mgを1日1回10日間反復経口投与したとき、非高齢対照群11例(年齢20~24歳)と比較して血漿中エゼチミブ(グルクロン酸抱合体)濃度のAUCに約2.4倍の上昇が認められましたが、血漿中エゼチミブ(非抱合体)濃度のAUCに明らかな変化は認められませんでした。

参考資料

1)リバゼブ配合錠LD/リバゼブ配合錠HD 電子添文 2023年7 月改訂(第3版) 9.8 高齢者
2)リバゼブ配合錠LD/リバゼブ配合錠HD インタビューフォーム 2024年8月改訂(第6版) Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 6.特定の背景を有する患者に関する注意 (1)合併症・既往歴等のある患者
3)リバゼブ配合錠LD/リバゼブ配合錠HD 電子添文 2023年7 月改訂(第3版) 16.6.3 高齢者

作成年月

2024年9月

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