FAQ

アリドネパッチの主な副作用とその対処法について教えてください。
アルツハイマー型認知症患者を対象とした国内第III相試験において、適用部位障害[適用部位そう痒感24.9%(95/382例)、適用部位紅斑24.3%(93/382例)、接触皮膚炎12.6%(48/382例)等]でした。また、下痢や食欲不振を含む胃腸障害[3.4%(13/382例)]が報告されています1,2,3,4)

〇適用部位障害
副作用の発現を防ぐため正常で健康な皮膚に貼付してください(皮膚の損傷又は湿疹・皮膚炎等がみられる部位には貼付しないでください)。
また、皮膚刺激を避けるため、貼付部位を毎回変更し、同一部位への貼付は7日以上の間隔をあけてください5)。保湿剤の使用も考慮してください。
皮膚症状が現れた場合には、ステロイド軟膏又は抗ヒスタミン外用剤等を使用するか、アリドネパッチの一時休薬、あるいは使用を中止するなど適切な処置を行ってください3)

〇消化器症状:下痢、食欲不振、嘔気、嘔吐等
観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行ってください6)
また、アリドネパッチを55mg/日に増量する場合は、消化器系副作用に注意しながら使用してください4)

参考資料

1)アリドネパッチ 電子添文 2025年4月改訂(第4版) 11.2 その他の副作用
2)アリドネパッチ インタビューフォーム 2025年4月改訂(第6版) VIII. 安全性(使用上の注意等)に関する項目 8.副作用 (2)その他の副作用 副作用頻度一覧表等
3)アリドネパッチ インタビューフォーム 2025年4月改訂(第6版) VIII. 安全性(使用上の注意等)に関する項目 5.重要な基本的注意とその理由
4)アリドネパッチ インタビューフォーム 2025年4月改訂(第6版) V. 治療に関する項目 4.用法及び用量に関連する注意
5)アリドネパッチ 電子添文 2025年4月改訂(第4版) 14.2 薬剤貼付部位に関する注意
6)アリドネパッチ 電子添文 2025年4月改訂(第4版) 11. 副作用

作成年月

2025年4月

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