セレニカR(顆粒40%・錠)の禁忌について教えてください。
電子添文の禁忌の項では、効能共通の禁忌として重篤な肝障害のある患者、カルバペネム系抗生物質を投与中の患者、尿素サイクル異常症の患者が設定されています。また、片頭痛発作の発症抑制の効能又は効果で使用する場合、妊婦又は妊娠している可能性のある女性は禁忌に設定されています1)。
カルバペネム系抗生物質[パニペネム・ベタミプロン(カルベニン)、メロペネム水和物(メロペン)、イミペネム水和物・シラスタチン(チエナム)、レレバクタム水和物・イミペネム水和物・シラスタチン(レカルブリオ)、ビアペネム(オメガシン)、ドリペネム水和物(フィニバックス)、テビペネム ピボキシル(オラペネム)]との併用により、バルプロ酸の血中濃度が低下します。てんかんの発作が再発することがあるため、併用しないでください2)。
カルバペネム系抗生物質[パニペネム・ベタミプロン(カルベニン)、メロペネム水和物(メロペン)、イミペネム水和物・シラスタチン(チエナム)、レレバクタム水和物・イミペネム水和物・シラスタチン(レカルブリオ)、ビアペネム(オメガシン)、ドリペネム水和物(フィニバックス)、テビペネム ピボキシル(オラペネム)]との併用により、バルプロ酸の血中濃度が低下します。てんかんの発作が再発することがあるため、併用しないでください2)。
参考資料
1)セレニカR 電子添文 2024年8月改訂(第5版) 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2)セレニカR 電子添文 2024年8月改訂(第5版) 10.1 併用禁忌(併用しないこと)
作成年月
2025年1月