セレニカR(顆粒40%・錠)の高齢者への投与について教えてください。
〇効能共通
高齢者へ投与する際は、用量に留意して慎重に投与してください。バルプロ酸は、血漿アルブミンとの結合性が強いですが、高齢者では血漿アルブミンが減少していることが多いため、遊離の薬物の血中濃度が高くなるおそれがあります1)。
また、高齢者では、全身クリアランスは成人と差はありませんが、遊離型のクリアランスは低下するとの報告があります(外国人データ)2)。
〇各種てんかんおよびてんかんに伴う性格行動障害の治療
投与を中止する場合には、徐々に減量するなど特に注意してください1)。連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、てんかん重積状態があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行ってください3)。
〇片頭痛発作の発症抑制
高齢者を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していません1)。
高齢者へ投与する際は、用量に留意して慎重に投与してください。バルプロ酸は、血漿アルブミンとの結合性が強いですが、高齢者では血漿アルブミンが減少していることが多いため、遊離の薬物の血中濃度が高くなるおそれがあります1)。
また、高齢者では、全身クリアランスは成人と差はありませんが、遊離型のクリアランスは低下するとの報告があります(外国人データ)2)。
〇各種てんかんおよびてんかんに伴う性格行動障害の治療
投与を中止する場合には、徐々に減量するなど特に注意してください1)。連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、てんかん重積状態があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行ってください3)。
〇片頭痛発作の発症抑制
高齢者を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していません1)。
参考資料
1)セレニカR 電子添文 2024年8月改訂(第5版) 9.8 高齢者
2)セレニカR 電子添文 2024年8月改訂(第5版) 16.1.4 クリアランス
3)セレニカR 電子添文 2024年8月改訂(第5版) 8. 重要な基本的注意 8.6
作成年月
2025年1月