セレニカR(顆粒40%・錠)が糞便中にそのまま排泄されることがありますか。
セレニカR(顆粒40%・錠)投与後に白色の粒子又は残渣が糞便中に排泄されることがあります。これは賦形剤の一部です1)。
セレニカR(顆粒40%・錠)は二重コーティングによる膜制御型の製剤であり、外側は水不溶性の膜で覆われています。この膜は消化管内では溶解しないため、薬剤を放出した後の白色の粒子又は残渣が糞便中に混じります2)。これは有効成分が出てしまった後の残りですので、ご安心ください3,4)。
ただし、下痢症状がある場合(特に重篤な場合)は薬効成分が十分溶出する前に排泄されてしまい血中濃度が十分に上昇しない可能性があるため、注意してください。
セレニカR(顆粒40%・錠)は二重コーティングによる膜制御型の製剤であり、外側は水不溶性の膜で覆われています。この膜は消化管内では溶解しないため、薬剤を放出した後の白色の粒子又は残渣が糞便中に混じります2)。これは有効成分が出てしまった後の残りですので、ご安心ください3,4)。
ただし、下痢症状がある場合(特に重篤な場合)は薬効成分が十分溶出する前に排泄されてしまい血中濃度が十分に上昇しない可能性があるため、注意してください。
参考資料
1)セレニカR 電子添文 2024年8月改訂(第5版) 14.2 薬剤交付時の注意 14.2.3
2)セレニカR インタビューフォーム 2024年8月改訂(第23版) Ⅳ.製剤に関する項目 1.剤形 (1)剤形の区別
3)セレニカR顆粒40% お薬の注意事項カード
4)セレニカR錠200mg・錠400mg お薬の注意事項カード
作成年月
2025年1月