イソバイドシロップ70%は食事の影響を受けますか。
イソバイドシロップ70%は食事の影響をほとんど受けません。
<補足>メニエール病の用法は1日量を毎食後3回に分けて経口投与となっており、その他の疾患の用法は1日量を2~3回に分けて経口投与となっています1)。
〇食事の影響[単回投与(絶食時及び摂食時投与)]2)
健康成人男性6名に、イソバイド30mL(イソソルビドとして21g)を絶食及び摂食条件下としてクロスオーバー法による単回経口投与にて血漿中薬物濃度を測定したところ、摂食条件下でTmax(最高血漿中薬物濃度到達時間)の延長、Cmax(最高血漿中薬物濃度)の低下が認められたものの、吸収量の指標となるAUC(血漿中薬物濃度‐時間曲線下面積)は生物学的同等性の基準を満たしており、影響が認められませんでした。
絶食時投与/摂食時投与(いずれも平均値±標準偏差)
Cmax(μg/mL):596.8±71.2/439.3±60.6
AUC24hr(hr・μg/mL):4823.0±300.5/4372.1±285.4
Tmax(hr):1.04±0.60/1.42±0.85
T1/2(hr):8.21±0.35/8.16±0.97
<補足>メニエール病の用法は1日量を毎食後3回に分けて経口投与となっており、その他の疾患の用法は1日量を2~3回に分けて経口投与となっています1)。
〇食事の影響[単回投与(絶食時及び摂食時投与)]2)
健康成人男性6名に、イソバイド30mL(イソソルビドとして21g)を絶食及び摂食条件下としてクロスオーバー法による単回経口投与にて血漿中薬物濃度を測定したところ、摂食条件下でTmax(最高血漿中薬物濃度到達時間)の延長、Cmax(最高血漿中薬物濃度)の低下が認められたものの、吸収量の指標となるAUC(血漿中薬物濃度‐時間曲線下面積)は生物学的同等性の基準を満たしており、影響が認められませんでした。
絶食時投与/摂食時投与(いずれも平均値±標準偏差)
Cmax(μg/mL):596.8±71.2/439.3±60.6
AUC24hr(hr・μg/mL):4823.0±300.5/4372.1±285.4
Tmax(hr):1.04±0.60/1.42±0.85
T1/2(hr):8.21±0.35/8.16±0.97
参考資料
1)イソバイドシロップ70% 電子添文 2023年4月改訂(第2版) 6. 用法及び用量
2)イソバイドシロップ70% インタビューフォーム 2023年4月改訂(第11版) Ⅶ.薬物動態に関する項目 1.血中濃度の推移 (4)食事・併用薬の影響
作成年月
2025年7月