デベルザ錠の用法が朝食前又は朝食後の理由を教えてください。
国内治験のプロトコールは1日1回朝食時投与のデータのみ取得しており、昼又は夕投与時のデータはありません。そのため用法用量には朝食時服用の記載がされています。
<参考>
〇朝食前投与と朝食後投与について
朝食前投与と朝食後投与の影響について探索的評価を行った単独療法長期投与試験(CSG004JP)では、52週時のHbA1c(NGSP値)変化量及び空腹時血糖変化量において、朝食前投与と朝食後投与とではいずれの投与群においても明らかな違いはありませんでした。また、朝食前投与と朝食後投与で、安全性において明らかな違いはありませんでした1)。
なお、食事は、トホグリフロジンのCmaxを低下させ、Tmaxを遅延させますが、AUCにはほとんど影響しませんでした2)。
患者さんの併用薬に合わせたり、飲み忘れが少ないタイミングでの服用をご検討ください。
<参考>
〇朝食前投与と朝食後投与について
朝食前投与と朝食後投与の影響について探索的評価を行った単独療法長期投与試験(CSG004JP)では、52週時のHbA1c(NGSP値)変化量及び空腹時血糖変化量において、朝食前投与と朝食後投与とではいずれの投与群においても明らかな違いはありませんでした。また、朝食前投与と朝食後投与で、安全性において明らかな違いはありませんでした1)。
なお、食事は、トホグリフロジンのCmaxを低下させ、Tmaxを遅延させますが、AUCにはほとんど影響しませんでした2)。
患者さんの併用薬に合わせたり、飲み忘れが少ないタイミングでの服用をご検討ください。
参考資料
1)デベルザ錠 インタビューフォーム 2024年6月改訂(第13 版) Ⅴ.治療に関する項目 5.臨床成績験 (4)検証的試験 2)安全性試験 ①単独療法長期投与試験(CSG004JP)
2)デベルザ錠 インタビューフォーム 2024年6月改訂(第13 版) Ⅴ.治療に関する項目 3.用法及び用量 (1)用法及び用量の解説
作成年月
2024年6月