デベルザ錠はインスリン製剤、GLP-1受容体作動薬、他の経口血糖降下薬と併用できますか。
デベルザ錠の効能又は効果は2型糖尿病で取得しており、インスリン製剤、GLP-1受容体作動薬、他の経口血糖降下薬とは作用機序が異なるので、医学的・薬学的には併用は可能と考えられます。
ただし、これらの薬剤との併用により低血糖が起こるおそれがあり、特にスルホニルウレア剤又はインスリン製剤と併用する場合、低血糖発現のリスクが増加するおそれがあることから、スルホニルウレア剤又はインスリン製剤の減量を検討してください1)。
国内第III相経口血糖降下薬併用試験(CSG005JP)では、スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進薬、ビグアナイド系薬剤、チアゾリジン系薬剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、DPP-4阻害剤との併用試験で有効性と安全性を検討しています2,3)。
また、製造販売後臨床試験としてインスリン製剤との併用試験、GLP-1受容体作動薬との併用試験を実施し、その結果をもとに添付文書の改訂(2018年12月)を行っています4)。
詳細はインタビューフォームをご参照ください。
なお、複数の薬剤との併用事例はデータが無いのでご注意ください。
<参考>
保険の適用に関しましては、地域の審査機関で見解が異なることもあるため、各地域の審査支払機関にご確認ください。
ただし、これらの薬剤との併用により低血糖が起こるおそれがあり、特にスルホニルウレア剤又はインスリン製剤と併用する場合、低血糖発現のリスクが増加するおそれがあることから、スルホニルウレア剤又はインスリン製剤の減量を検討してください1)。
国内第III相経口血糖降下薬併用試験(CSG005JP)では、スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進薬、ビグアナイド系薬剤、チアゾリジン系薬剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、DPP-4阻害剤との併用試験で有効性と安全性を検討しています2,3)。
また、製造販売後臨床試験としてインスリン製剤との併用試験、GLP-1受容体作動薬との併用試験を実施し、その結果をもとに添付文書の改訂(2018年12月)を行っています4)。
詳細はインタビューフォームをご参照ください。
なお、複数の薬剤との併用事例はデータが無いのでご注意ください。
<参考>
保険の適用に関しましては、地域の審査機関で見解が異なることもあるため、各地域の審査支払機関にご確認ください。
参考資料
1)デベルザ錠 電子添文 2019年10月改訂(第1版) 10.2 併用注意(併用に注意すること)
2)デベルザ錠 電子添文 2019年10月改訂(第1版) 17.1.2 国内第Ⅲ相経口血糖降下薬併用試験
3)デベルザ錠 インタビューフォーム 2024年6月改訂(第13 版) Ⅴ.治療に関する項目 5.臨床成績験 (4)検証的試験 2)安全性試験 ②経口血糖降下薬併用試験(CSG005JP)
4)デベルザ錠 インタビューフォーム 2024年6月改訂(第13 版) Ⅴ.治療に関する項目 5.臨床成績 (6)治療的使用 1)使用成績調査(一般使用成績調査、特定使用成績調査、使用成績比較調査)、製造販売後データベース調査、製造販売後臨床試験の内容
作成年月
2024年6月