デベルザ錠は尿閉患者への影響はありますか。
デベルザ錠は腎糸球体で濾過されたグルコースの再吸収を阻害し、尿中への排泄を促進することにより効果を発現することから、排尿困難、腎後性の乏尿、尿閉のような下部尿路疾患を有する患者や、腎前性の乏尿のような腎血流量が減少していると考えられる患者では、その症状が悪化したり、残尿による尿路感染症や水腎症等の悪影響を及ぼすおそれがあります。
そのため、排尿困難、無尿、乏尿あるいは尿閉の症状を呈する患者においては、その治療を優先するとともに他剤での治療を考慮してください1)。
薬剤性の尿閉においても記載に準じた対応をお願いいたします。
そのため、排尿困難、無尿、乏尿あるいは尿閉の症状を呈する患者においては、その治療を優先するとともに他剤での治療を考慮してください1)。
薬剤性の尿閉においても記載に準じた対応をお願いいたします。
参考資料
1)デベルザ錠 インタビューフォーム 2024年6月改訂(第13 版) Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 5.重要な基本的注意とその理由
作成年月
2024年6月