パルモディア錠の特徴について教えてください。
①パルモディア錠は、PPARαの標的遺伝子の発現を選択的に調節することにより作用を示す高脂血症治療剤*です1)。
・選択的PPARαモジュレーター(Selective Peroxisome Proliferator-activated receptor-α modulator:SPPARMα)として脂質代謝に関わる遺伝子の発現を調節しました。(in vitro、ラット)
・PPARαに対する高い選択性を示しました。(in vitro)
*LDL-コレステロールのみが高い高脂血症に対し、第一選択薬とはしないこと。
②優れたトリグリセライド(TG)低下作用を有し、HDL-コレステロール(HDL-C)増加作用を示しました1)。
・パルモディア錠(0.2mg/日及び0.4mg/日、1日2回)の空腹時血清TG低下率について、フェノフィブラート錠106.6mg(1日1回)に対する非劣性及び優越性並びに微粉化フェノフィブラートカプセル200mg(1日1回)に対する非劣性が認められ、HDL-Cの増加が示されました。
・長期投与試験において52週時まで空腹時血清TG低下作用が持続し、HDL-C増加作用が認められました。
・2型糖尿病を合併した脂質異常症患者において、空腹時血清TG低下作用及びHDL-C増加作用が認められました。
・空腹時並びに食後のTG、RLP-コレステロール(RLP-C)の低下が認められました。
③重大な副作用として、横紋筋融解症があらわれることがあります1)。
・選択的PPARαモジュレーター(Selective Peroxisome Proliferator-activated receptor-α modulator:SPPARMα)として脂質代謝に関わる遺伝子の発現を調節しました。(in vitro、ラット)
・PPARαに対する高い選択性を示しました。(in vitro)
*LDL-コレステロールのみが高い高脂血症に対し、第一選択薬とはしないこと。
②優れたトリグリセライド(TG)低下作用を有し、HDL-コレステロール(HDL-C)増加作用を示しました1)。
・パルモディア錠(0.2mg/日及び0.4mg/日、1日2回)の空腹時血清TG低下率について、フェノフィブラート錠106.6mg(1日1回)に対する非劣性及び優越性並びに微粉化フェノフィブラートカプセル200mg(1日1回)に対する非劣性が認められ、HDL-Cの増加が示されました。
・長期投与試験において52週時まで空腹時血清TG低下作用が持続し、HDL-C増加作用が認められました。
・2型糖尿病を合併した脂質異常症患者において、空腹時血清TG低下作用及びHDL-C増加作用が認められました。
・空腹時並びに食後のTG、RLP-コレステロール(RLP-C)の低下が認められました。
③重大な副作用として、横紋筋融解症があらわれることがあります1)。
参考資料
1)パルモディア錠 インタビューフォーム 2023年11月改訂(第14版) Ⅰ.概要に関する項目 2.製品の治療学的特性
作成年月
2024年7月