パルモディア錠は糖尿病を合併した高TG血症患者へ投与できますか。
投与は可能です。
〇2型糖尿病を合併した脂質異常症患者を対象とした長期投与試験(K-877-16)
2型糖尿病を合併した脂質異常症患者にパルモディア錠0.2mg/日(1日2回)又は0.4mg/日(1日2回)を24週間(治療期第1期)投与したときの有効性及び安全性について、プラセボを比較対照として検討しています。治療期第1期に引き続きパルモディア錠0.2mg/日又は0.4mg/日を28週間(治療期第2期)投与したときの安全性及び有効性を検討しました1)。
治療期52週時のLOCFにおける空腹時血清TGのベースラインからの変化率は、プラセボ(24週まで)→パルモディア錠0.2mg/日(24週以後1日2回)群、パルモディア錠0.2mg/日群、パルモディア錠0.4mg/日群の全ての群で統計学的に有意な低下を認め、その効果は52週時まで持続しました。
副作用発現割合はプラセボ→パルモディア錠0.2mg/日群で21.8%(12/55例)、パルモディア錠0.2mg/日群で20.4%(11/54例)、パルモディア錠0.4mg/日群で27.3%(15/55例)でした1)。治療期24週以降、長期投与による発現割合の増加は認められませんでした。
各群において3.0%以上に認められた副作用は、プラセボ→パルモディア錠0.2mg/日群で糖尿病(糖尿病の悪化)3.6%(2/55例)、パルモディア錠0.2mg/日群で胆石症、糖尿病(糖尿病の悪化)各3.7%(2/54例)、パルモディア錠0.4mg/日群で胆石症、糖尿病(糖尿病の悪化)各5.5%(3/55例)、血中ミオグロビン増加、高ホモシステイン血症各3.6%(2/55例)でした1,2)。
詳細は電子添文、インタビューフォームをご参照ください。
〇2型糖尿病を合併した脂質異常症患者を対象とした長期投与試験(K-877-16)
2型糖尿病を合併した脂質異常症患者にパルモディア錠0.2mg/日(1日2回)又は0.4mg/日(1日2回)を24週間(治療期第1期)投与したときの有効性及び安全性について、プラセボを比較対照として検討しています。治療期第1期に引き続きパルモディア錠0.2mg/日又は0.4mg/日を28週間(治療期第2期)投与したときの安全性及び有効性を検討しました1)。
治療期52週時のLOCFにおける空腹時血清TGのベースラインからの変化率は、プラセボ(24週まで)→パルモディア錠0.2mg/日(24週以後1日2回)群、パルモディア錠0.2mg/日群、パルモディア錠0.4mg/日群の全ての群で統計学的に有意な低下を認め、その効果は52週時まで持続しました。
副作用発現割合はプラセボ→パルモディア錠0.2mg/日群で21.8%(12/55例)、パルモディア錠0.2mg/日群で20.4%(11/54例)、パルモディア錠0.4mg/日群で27.3%(15/55例)でした1)。治療期24週以降、長期投与による発現割合の増加は認められませんでした。
各群において3.0%以上に認められた副作用は、プラセボ→パルモディア錠0.2mg/日群で糖尿病(糖尿病の悪化)3.6%(2/55例)、パルモディア錠0.2mg/日群で胆石症、糖尿病(糖尿病の悪化)各3.7%(2/54例)、パルモディア錠0.4mg/日群で胆石症、糖尿病(糖尿病の悪化)各5.5%(3/55例)、血中ミオグロビン増加、高ホモシステイン血症各3.6%(2/55例)でした1,2)。
詳細は電子添文、インタビューフォームをご参照ください。
参考資料
1)パルモディア錠 インタビューフォーム 2023年11月改訂(第14版) Ⅴ.治療に関する項目 5.臨床成績 (5)患者・病態別試験 第III相2型糖尿病を合併した脂質異常症患者を対象とした長期投与試験(K-877-16)
2)パルモディア錠 電子添文 2023年11月改訂(第1版) 17.1.4 国内第Ⅲ相2型糖尿病を合併した脂質異常症患者を対象とした長期投与試験
作成年月
2024年7月