アリドネパッチの貼付ローテーションを7日間以上に設定した理由を教えてください。
同一部位への貼付間隔については、国内臨床試験での使用方法等を参考に設定しました1)。
アリドネパッチを同一部位に連日貼付・除去を繰り返した場合、皮膚角質層の剥離等が生じ、血中濃度が増加するおそれがあるため、7日以上の間隔をあけることとしました1,2)。
貼る順番の一例を「アリドネパッチの使い方ガイド」「アリドネパッチを使用される方へ」に記載していますので、ご参照ください。
<参考>
健康高齢男性を対象とした反復貼付試験において、同一箇所へは7日以上の間隔をあけて貼付していました。
テープ剤本体接着面の皮膚症状は、アリドネパッチ27.5mgで91.4%(32/35例)、55mgで79.4%(27/34例)の被験者で3日以内に消失しました。また、固定用シート接着面においても、アリドネパッチ27.5mgで69.6%(16/23例)、55mgで76.9%(20/26例)の被験者で7日以内に消失しました3)。
※薬物層はアリドネパッチ27.5mgが67mm×67mm(面積:44cm2)、アリドネパッチ55mgが75mm×120mm(面積:88cm2)、固定用シートはアリドネパッチ27.5mgが81mm×81mm(面積:63cm2)、アリドネパッチ55mgが89mm×134mm(面積:115cm2)4)
アリドネパッチを同一部位に連日貼付・除去を繰り返した場合、皮膚角質層の剥離等が生じ、血中濃度が増加するおそれがあるため、7日以上の間隔をあけることとしました1,2)。
貼る順番の一例を「アリドネパッチの使い方ガイド」「アリドネパッチを使用される方へ」に記載していますので、ご参照ください。
<参考>
健康高齢男性を対象とした反復貼付試験において、同一箇所へは7日以上の間隔をあけて貼付していました。
テープ剤本体接着面の皮膚症状は、アリドネパッチ27.5mgで91.4%(32/35例)、55mgで79.4%(27/34例)の被験者で3日以内に消失しました。また、固定用シート接着面においても、アリドネパッチ27.5mgで69.6%(16/23例)、55mgで76.9%(20/26例)の被験者で7日以内に消失しました3)。
※薬物層はアリドネパッチ27.5mgが67mm×67mm(面積:44cm2)、アリドネパッチ55mgが75mm×120mm(面積:88cm2)、固定用シートはアリドネパッチ27.5mgが81mm×81mm(面積:63cm2)、アリドネパッチ55mgが89mm×134mm(面積:115cm2)4)
参考資料
1)アリドネパッチ インタビューフォーム 2025年4月改訂(第6版) VIII. 安全性(使用上の注意等)に関する項目 11.適用上の注意
2)アリドネパッチ 電子添文 2025年4月改訂(第4版) 8. 重要な基本的注意 8.4
3)日本人健康高齢男性におけるアルツハイマー型認知症治療薬ドネペジルテープ剤反復投与時の皮膚症状および薬物動態の線形性 池田志斈, 柏田紘輝, 金麗, 西山賢一, 青木寛, 石川一朗, 中村祐 薬理と治療/50(10)/1801-1815/2022
4)アリドネパッチ 電子添文 2025年4月改訂(第4版) 3.2 製剤の性状
作成年月
2025年4月